頭と心のバランス
あなたは、どんな時に、心を打ち明けますか。
相談する相手との信頼関係が築けている時、自分の心を開いて話ができる場合があります。
自分の心を開く時、その前段階として、心と心のつながりを感じる時があったのではないでしょうか。何か、柔らかい空気がながれ、心を開くように、セッティングされたような。
心を開く、悩みを話す、悩みを相談する。前に、柔らかい空気が流れる。
これから、私がいつも実践していている方法を紹介します。
カウンセラーは、クライエント(相談に来る人)の心を感じ、話す前の、もっと言えば、会う前から、相談が始まっていると思います。会う前に、自分の心の透明感。自分の我欲(この子をこうしたい等)捨て、まずは、心の透明感を高める。心身共にフリーの状態を作る。その後、いろいろな相談はあるであろうが、別れるとき、クライエントの心が穏やかに、自然に、ふわっと暖かい状態をイメージする。悪い状態から、その状態を感じている心地いい自分をイメージする。
これで、会う前の心の準備は、完了です。
実際に、クラエントに会います。人にもよりますが、悩んでいる人の殆どは、曇った心と淀んだ空気を持っているケースが多くあります。入ってきて、会った瞬間、その空気に一瞬なります。しかし、その空気を一瞬にして、事前準備の通り、透明感のある空気で受け止め又は、受け流します。相手の状態次第ですが、一端クライエントの空気に同調しなければならない時もあります。同調するだけで、そこに浸かるのでなく、同調した空気と心を事前準備のようにだんだん透明感のある空気と心にイメージしてあげます。
前半は、クライエントの気持ち、心を同調しながら受け止めます。クラエントと同じ感覚を味わいながら、オウムガエシします。だんだん、信頼関係及びクライエントが落ち着き始め、自分でどうしたらいいか聴きながら進めていきます。
その後、私は、「頭と心のバランス」の話をします。
悩んでいる人の殆どは、「頭一番、心二番」になっているケースが多いこと。
頭には、目と耳があり、目から現実を見過ぎ、耳から、余分な情報を聞き過ぎ、現実を見ることは大切であるが、現実を見過ぎて身動きできず、悩んでいる状態であること。
つまり、これは、山に登る時、下から地図もコンパスもなく、ただ、今いる場所だけ見て、高い樹海林の中をもくもくとあるいている状態でもあります。むやみに歩き続け、疲れます。疲労が溜まると身体の弱い部分に無理がきます。腰がもとから悪い人は、腰が悪化します。
目安として、頭の比重が50%を超えたあたりから悩みが始まるように感じます。悩みが始まると頭が重くなり、否定的な感覚が増えます。二番目の心が曇り、胃が痛くなる重くなるケースが増えます。また、身体の弱い部分がより悪化するケースも増えます。ここから、頭と心の悪循環が始まります。マイナスのスパイラルに入って行くわけです。そして、これは自分だけでおさまりません。自分の家族、友人、知人、親戚、学校、会社、地域などなど、どんどん周りも悪影響が始まっていきます。初めは小さな悪循環がだんだん大きな悪循環にはまっていきます。
では、どうしたらいいのでしょうか。
私の場合は、まず、クライアントの人生の中で、いい時の話を聞きます。例えば、身近な例として、ディズニーランドへ行くとします。考えただけでも、嬉しくなります。まだ、行ってもいないのに、何か心が嬉しくなります。そして、ディズニーランドで効率よく回るために、雑誌やインターネットで情報を集めます。せっかくの経験なので、どこうどのように回ったら、時間を効率よく利用できるのか。今まで行ったことのある人に電話をしたり、会ったりして情報を得ようとします。
行くまでの間、心がうきうきしてきます。この時、風邪にでもなったら、大変だからと自然に身体が注意します。生活に張りがでてきます。心身ともに、いい状態ができてきます。そして、実際に当日になります。貴重な経験をします。写真等記録を取ります。その後どうでしょうか。よかったことを自分の周りに話をします。周りの雰囲気も柔らかくなります。取った写真を見て、いい思い出に浸ります。一度、経験すると、二回目訪問する時、今度はどうしようかと、一回目の経験が生きます。一緒に行く友人が初めてであれば、一回目の経験を話します。自分の経験を話すことで、自分の中で定着されることがあります。自分が話すことは、忘れづずらくする一番の方法のようです。
さあ、ここまで、話をしたら、何がいいたいか、感のいい人は分かってきたのではないでしょうか。
山に登る時、山に登る前から、登ってしまったいいイメージ。ここでいえば、ディズニーランドに行っているとき。をイメージします。その後、頭を使い、いろいろな方法で情報集めます。その情報をもとに、どの道をたどれば一番効率がいいか頭を使い、イメージを使い検索し決定します。そして、当日効率よく、歩きます。昼食場所も事前に決めてあるので、安心です。多少、情報と違うことやハプニングがあっても、事前に調べた情報を参考にして対応します。
無事気持ちよく山に登ることができました。その後、記念に取った写真をみながら、心が穏やかになると同時に、周りに話しをします。周りも癒されます。そして、二回目行く時は、少し違う経験がしたくなります。前とは、少し違った道を歩むかもしれません。そして、だんだんその山のことが詳しくなっていきます。そのことも、周りに伝えるようになります。ホームページなどで発信たり、本を出版することになるかもしません。
いい状態は、心が50%を超えるころから始まるように感じます。現実は、あっても、未来のためにいいイメージを心で持ち、そのイメージを過去の様に扱うために、頭を使います。いいイメージなるために、情報を収集する目と耳があります。いろいろな情報をもとに、イメージでシミュレーションをします。そのシミュレーションの中で選択する分けですが、そのシミュレーションをしている時は、なんとも心が優しく穏やかになります。現実は、現実としてある分けですが、いい状態の人は、自然と現実は参考程度。「未来のいい状態のための現時点でしか過ぎない。」人がいい状態の時は、自然と「心一番、頭二番」になっているように感じます。
あなたの過去の経験で検証してみてください。そして、大切なことは、いい経験をしたらその方法をあなたの周りに話すことです。いい経験ややり方を伝えることで、あなた自身にいいパターンが染みこみ、周りにもいいパターンが始まります。
「人間、耳二つ、口一つ」つまり、悩みの話は、口からでます。自分の悩みを一つ言ったら、人様の悩みを二つ聴いてあげてください。これで、丁度バランスがよくなります。二つ以上聞ける人は、「徳積み」になります。いい徳をどんどん積んでくださいね。
あたなのいい未来のために、いいイメージを心でしっかり持ち続けてください。身体は、基本的に疲れやすく、マイナスに持っていかれやすくなります。心は、簡単によくなり、簡単に悪くもなります。そのための毎日の維持管理が必要です。
私は、クライアントへいい状態の維持管理のアドバイスとして、「朝起きたとき、寝るときのいいイメージトレーニングの時間を少しでも取ること。日頃の中で、ボーとしている時、風呂に入っている時、自分の部屋やトイレなど一人になれる時、いいイメージを心に焼き付けるいいチャンスの時間になります。」と話しをします。いいイメージが日常的に強ければ強い程、イメージの現実化が早くなり、維持管理が不安定で薄い時は、現実化が遠くなります。遠くなりだけであればいいですが、また、現実を見過ぎて、悩みの悪循環に入る時があります。
そうならないように、常日頃のいいイメージを心で持ち続けてください。自分だけでなく、自分の周りのためのいいイメージも持ってあげてください。「生きている。生かされている」ことこのバランスも大切です。